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あなたは食品添加物をどう思いますか?便利なのか危険なのか正義の味方か悪者なのか

2019.02.27 18:04

食品添加物には悪者のイメージがあります。


食品添加物は、発ガン性があったりアレルギー、不妊の原因になっていると聞いたことがあります。

体に良くないのは確かなように思いますし、摂らない方が絶対に良いでしょう。
しかし、ほとんどの加工食品に使われているので、摂らないようにするのは無理です。

何故、体に悪い食品添加物を使うのでしょうか?


増量して価格を安くできる。

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例えばいちごジャム
普通にいちごジャムをつくるには、いちごを砂糖で煮詰めてつくります。煮上がったあとレモン汁を加えて出来上がり。
原材料は、いちご、砂糖、レモン果汁だけです。

単純に考えるといちごより価格の安いジャムは出来ないです。 しかし、添加物を使うと安くつくることが出来ます。 いちごの量を減らして水あめや水で増量し香料や酸味料などで味をつけて、ゲル化剤(ペクチン)でジャムらしい固いトロミを出します。
スーパーでジャムの価格を見れば同じくらいの量でも価格には大きな差があります。安いジャムは添加物が使われています。

ハムは添加物が多いことで有名

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「プリンハム」をご存じですか?
ジャム同様、肉より価格の安いハムが出来ることは不思議です。
その不思議を解決するのが「プリンハム」の正体です。
「雑巾ハム」「水増しハム」とも呼ばれています。
「水増しハム」という言葉が一番わかりやすい言葉でしょう。
要は水増しされているのです。原料の肉に水を注射して水増ししています。
水だと肉がグチャグチャになるので植物性たんぱくや卵白、乳たんぱくなどで固めてハムらしく仕上げるのです。
安くて美味しいイチゴジャムやハムが食べられるのは食品添加物のおかげでもあります。

代わり、もどき商品で安くなる

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コーヒーフレッシュにはミルクが一滴も入っていないことはご存じでしょうか?
添加物を使ってクリームのようにつくりあげているのです。
つくり方は植物油を乳化剤で白く乳化させ、増粘多糖類でとろみをつけ、カラメル色素でクリーム色にし、香りは香料で出し、常温保管のためにPH調整剤を加えます。これで取り放題で常温のコーヒーフレッシュが出来あがり。
昔、喫茶店でコーヒーといっしょに銀色の小さなカップで出てきたミルクとは全く別物です。

アイスクリームと、思っていたのはラクトアイス

生クリームではなくホイップクリーム
純生クリームは牛乳から分離した純脂肪だけのものですがクリームの一部または全部を植物性油脂と乳化剤の添加物で置き換えたものがホイップクリームです。
このホイップクリームをアイスクリームのように凍らせたものがラクトアイス。
ラクトアイスはアイスクリームのクリーム部分を植物性油脂に置き換えてます。

コーヒーフレッシュが冷蔵庫に入ってなかったり、アイスクリームの値段や味に差があったりするのはそうした理由からです。

アイスクリーム、ラクトアイスは冷たいので味がわかりにくいかもしれませんが、じっくりと味わうとミルクの味がするアイスクリームと味がしないラクトアイスの差はよくわかります。
私が子供の頃、コーヒーフレッシュを始めて見た時に、これを薄めて飲んだら美味しいんだろうと思いやってみましたが、なんの味もしなかった記憶があります。


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マヨネーズもどき

コンビニのサラダなどで原材料にマヨネーズが書いていないのに気づいていますか?
これはマヨネーズもどき「半固形状ドレッシング」でつくられているからです。
これは、マヨネーズの卵の代わりに乳化剤で置き換えたものです。

見た目がきれいになる。


ハムの見た目はピンク色でみずみずしいと美味しそうにみえるかもしれません。

しかし考えてみてください。ハムは肉を加工しています。熱を加えるとうすい茶色っぽくなるのが本当の色です。
ボイルした肉がピンク色していたら気持ち悪くないですか?
あれだけみずみずしくきれいなピンク色になるにはリン酸塩、発色剤や着色料を使わないと出ません。

かずのこをきれいな黄金色にするには?
お正月になると食べるかずのこ、普段はあまり食べませんが、年末になるときれいな黄金色をして並んでいます。
これも過酸化水素で洗浄しないと、きれいな黄金色にはなりません。
過酸化水素は発ガン性がある理由で一時禁止になった食品添加物です。
商品には残らないという条件で使用が許可されています。

美味しく感じさせる


なんでも美味しくしてしまう「だしの素」
この出現でかつおや昆布でだしをとる人が減ってきているようです。
スプーン一杯でおいしいだしが作れてしまいますから、鍋をするのも色々な鍋だしが出ています。
しかし、これらも食品添加物でつくられています。
グルタミン酸ナトリウムです。アミノ酸と表示していますので、化学物質と思わない人も多いようです。
旨味成分として色々な加工食品に使用されています。
それにこうした商品には、かつおや昆布にあるビタミンやミネラルがありません。

原材料表示をみる習慣をつけましょう。


このように食品添加物のおかげで便利で安く美味しいものが食べられているのは事実です。
もし、あらゆる食品添加物が禁止になるとコンビニやスーパーから商品がほとんどなくなってしまいます。
しかし、なにも知らずに買っていて健康に異常がでるのは不幸なことだと思います。
価格も大切、味も見た目も大切ですが、使われている原材料が何か?確認することも大切です。 食べ物は体をつくるものです。
商品を選ぶ基準に原材料の確認をくわえてもらいたいなと思っています。
そればかり食べるのも避けたいです。コンビニ弁当ばかり、インスタント食品ばかり、食事かわりにスナック菓子ばかり、食品添加物だらけでビタミンやミネラルは摂れなくなってしまいます。
タバコも体によくないとわかっていても吸う人、体に悪いから禁煙している人がいます。
食品添加物も安くて便利だけど健康にはよくないことを理解して選ぶのが大切になると思います。

食品の裏側(安部 司)


今だから読みたい「食の安全」のバイブル――。廃棄寸前のクズ肉も30種類の添加物でミートボールに甦る。コーヒーフレッシュは水と油と添加物。元添加物トップセールスマンが明かす加工現場の舞台裏。知れば怖くて食べられない。
【主な内容】
序 章 「食品添加物の神様」と言われるまで/第1章 食品添加物が大量に使われている加工食品/第2章 食卓の調味料が「ニセモノ」にすりかわっている!?/第3章 私たちに見えない、知りようのない食品添加物がこんなにある/第4章 今日あなたが口にした食品添加物/第5章 食品添加物で子どもたちの舌が壊れていく!/第6章 未来をどう生きる。

かつて「歩く添加物辞典」「食品添加物の神様」と呼ばれていた男が、
自分の売った添加物でつくられたミートボールを自分の娘が頬張る姿に衝撃を受け、
つとめていた食品添加物商社を退社し、一冊の本を書いたのが2005年のことでした。その一冊の本、『食品の裏側』は日本社会に大きな衝撃を与え、60万部のベストセラーとなったのです。そしてあれから9年・・・。著者の安部司氏が、新たな祈りを込めて書き下ろしたのが、この『食品の裏側2 実態編』です。





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